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梅若会定式能

日 時  平成二十四年一月七日(土)午後1時開演
 於.梅若能楽学院会館


能 鞍馬天狗(くらまてんぐ)
     前シテ(山伏)    松山 隆之
     後シテ(天狗)    松山 隆之
     ワキ(東谷ノ僧)
     前子方(牛着丸と稚児達)
     後子方(牛若丸)

◇この曲の主人公である天拘は源氏再興に力を貸す『正義の味方』です。

◇絢美(松山隆之の長女・4歳)がお花見の稚児で梅若会定式にデビューいたします。
 舞台は可愛い穫児達でなごみます。

あらすじ
 前場 鞍馬山東谷の僧は山の稚児達を伴って西谷のお花見に出かけます。
     花見の宴が始まると見知らぬ山伏が割り込んで邪魔をするので僧は一同を連れて引き.上げます。しかし牛若      丸一人は残っており、.また山伏は「花見に貴賤や親疎の区別はないだろう」と言い、牛若丸は「今の仲間は皆平     家の一族で、自分は源氏だから何かに付けて恥ずかしめをうけ、月にも花にも見捨てられた者だ」と告げます。     嫌われ者同士こうして親しみが沸きます。山伏は愛宕や高雄、.比良、横川、吉野、初瀬などの花の名所を案内     し.自分は実は天狗であるから兵法を伝授するので平家追討の望みを叶えなされ。 と約束して雲の中に消えま     す。
 後場 既に様々な忍びの術を心得た牛若丸が勇ましい出で立ちで大天狗を待っていると、先の山伏が恐ろしい姿で現     れます。天狗は牛若丸の師に対する礼儀正しさをたたえ、昔 唐の張良が黄石公の試練にたえて兵法を授かっ     た故事を語ります。 そして平家追討の秘伝を残さず伝え,今後も常に影から弓矢の力を添え守る事を約束しま     す。こうして威力を示し(舞働)た大天狗は、鞍馬の梢に翔ってその姿を消すのでした。

他に 能 (おきな)      シテ 梅若紀彰
    能 羽衣(はごろも)  シテ 梅若長左衛門

※チケットについて
   指定席8,000円   自由席7,000円   学生席3,000円
   お申込み松山隆雄後援会(Tel・Fax ・042-748-2822)