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ご挨拶  松山隆雄後援会・能楽普及推進会

  松山隆雄は、幼少の頃より能楽の世界に生きる決意をし、昭和三十九年、十三歳にて能の名門・梅若六郎家に入門を許されました。
 芸術院会員、五十五世梅若六郎師(故)・五十六世梅若六郎師の内弟子として、厳しく得がたい貴重な修行時代を経て、昭和四十六年能楽師として独立。
 以降、梅若会主催の定期公演、特別公演、地方公演、海外公演を始め、国立能楽堂及び主要地方都市での演能等、能楽の普及と指導に精力的に活躍をし、中央能楽界においても、大きな期待が寄せられています。  
 松山隆雄の能の世界は、華麗な芸風を基調とする『梅若』の能を正統に伝授するに留まらず、加えて演能曲を深く探求し自己のものとして表現しうる資質と品性を併せもつもので、中核の演者として高い評価を得ています。  
 平成十年には、国指定・重要無形文化財総合指定認定。
 平成十四年には、松山隆雄主宰の東京緑隆会が三十周年、東北縁隆会が二十周年を迎え、又、松山隆雄後援会は同年東京十周年、相模原六年、山形発足。また、子息・松山隆之が内弟子修業を修了し、独立。両名とも益々研鑽を積んでおり、二十一世紀を迎えさらなる飛躍を目指しております。
 尚、後援会演能の折りには、収益の一部をボランティア活動に寄付させて頂いております。
 能楽は六百年の伝統を有し、国際機関である「ユネスコ第一回世界無形遺産」に認定されました。
 初心を忘れず一筋に精進する能楽師、松山隆雄・松山隆之への御支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。